子どもたちの心に届けたいのは未来の笑顔につながる「できた!」
 · 

来た道 ゆく道

先週は一週間のレッスンお休み。

講師3人ともお休みをいただいておりました。

私は一週間のほとんどを母と一緒に過ごしました。

 

エレベーターを降りると足の向くまま進行方向とは逆の方向に進む母。

視野が狭まり、目の前に見える範囲のことにしか注意の向かない母。

おかしな行動をするたび

「ごめん」

と謝る母。

握力も弱くなり、身のまわりのことをするのが少しずつ大変になっているのかもしれません。

 

若い頃、父が毎日のように同じことを聞いてくることに辟易していました。

「昨日もおんなじこと聞いたじゃない。なんで毎日聞くかなぁ。書いときゃいいじゃん。」

そう思っていました。

 

いつの間にか当時の父と同じことを私もするようになりました。

娘たちに「この前言ったじゃん!」

と言われております(汗)

 

R眼になった今、母が「見えない」と言っていた意味がようやくわかるようになりました。

いえ、頭ではわかっていたのです。

でも実際に自分がなってみて、初めて「あぁ、こういうことだったんだ」と気付く。

経験してみないと、本当の意味で「わかった」ことにならないんですね。

 

「子ども叱るな 来た道じゃ。年寄り嫌うなゆく道じゃ」

お墓参りをしたときに、お寺の和尚さんがくれたマッチに書いてありました。

 

順番なんだなぁ。

 

今の母はきっと私の30年後の姿。

なんだろうなぁと思います。

教室生専用