基礎力を支える3つの力

poco a pocoでは、習い始めの最初の時期、基礎力作りの時期に次の3っつのことに重点を置いて指導しています。ピアノの上達のために、いずれも大切な力です。

①譜を読む力=読譜力

①譜を読む力=読譜力

「あいうえお」を読むように音符のドレミを読み、文章を読むように楽譜がすらすら読める。それが指の動きにスムーズに置き換えられるようになると、ピアノを弾くことが楽しくラクになります。

読譜力はピアノを学ぶ上で最も大切な力のひとつ。上達のカギになる力です。導入の段階で読譜力を身につけておけば、その後の上達はぐっと早くなります。

②聴く力=音感

7歳ぐらいまでにその80%が決まるといわれる耳の成長(音感の獲得)。

音感には絶対音感と相対音感の2種類があり、相対音感は7才を過ぎても伸ばすことができますが、絶対音感は6才ぐらいまでの子供にしか身に付けることができません。

③弾く力=テクニック(技術)

よく「あの人は歌心がある」と言います。歌心とは音楽性のことです。音楽性の豊かな人の演奏は人を感動させます。けれど、いくら歌心があっても、それを表現するためのテクニックがなければ、表情豊かな演奏にはなりません。

poco a pocoでは、表現力豊かな演奏に必要な技術(手や指のフォーム、動かし方、うでの使い方、脱力など)も、導入期から丁寧にお教えします。