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乾燥が原因だった

去年の11月ごろからピアノが絶不調。

レッスンごと、つまり30分に一回窓をあけて換気するようになったので、そのたびに室内の気温や湿度が大きく変わって、ピアノにとっては過酷な環境。

だから、当たり前と言えば当たり前なのです。

弾いていると、複数の鍵盤がダンパーペダルを踏んでいるのと同じ状態になって、音が響きっぱなし。

木やフェルトが、膨らんで縮んでを繰り返し、動くのもしんどかっただろうなぁ。

ピアノ、可哀そうに。

何とかしなきゃなぁ。

 

エアコンを、換気のできるものに買い変えようか。

高性能な空気清浄機を買おうか、それともウィルスを除菌できるというオゾン発生器なるものを買おうか。

ヨドバシカメラに行ってあれこれ話を聞いてみた。

でも、たとえそういうものを使ったとしても、換気はやっぱりしないわけにはいかない。

原始的だけど、換気が一番効果的だよなぁ。

換気をしたら、ウィルス除去の効果だって落ちるしなぁ。

 

ほとほと困ってメーカーさんに電話してみました。

症状を言うと

「それは湿度が低いからだと思う」

と。

びっくり。

ピアノって湿度が高いのが良くないとばかり思っていたので。

乾燥のし過ぎも良くないのは知っていたけど、そこまで乾燥しているとは気がつかず。

 

あわてて加湿器を出して強運転で回してみたら、驚くことに数日後には症状がなくなりました。

あ~、ひと安心。

もっと早くメーカーさんに相談すればよかった。

 

ということで、ピアノ不調の原因は乾燥だった、という話でした。