· 

お疲れ様でした

今日はブルグミュラーコンクール仙台地区大会二日目。
参加の生徒さん、全員無事に弾き終えて、安堵しております。

小さい子の付き添いの保護者の皆さま、大きくて重い足台を自宅からお持ちいただき、ステージでの設置、椅子の高さ調整と、お疲れ様でした!
大変でしたね。

会場に貸し出し用の足台はありますが、私はマイ足台をお持ちいただくことをお勧めしています。

足台は、高さ調整の方法がメーカーなどによって様々。ネジ式だったり、バネのような仕組みになっていたり、無段階式だったり、フリーストップ式だったり、色々な種類があります。

その場で借りる初めての足台を、ステージという緊張の場で、慣れない方がセットするのはとても大変なことです。


今日も、貸し出し用の足台を使って、高さが全然合わずにかかとが浮いたまま弾いた子や、逆に足台が高すぎて、窮屈そうに弾いていた子がいて、可愛そうでした。

家でお使いのものを持ち込めば、そのまま置いてくるだけですから、間違いないですね。

だから、重くて大変だけれど、自宅から持っていくことをお勧めしています。

そして、私は保護者の方に椅子の調整も合わせてお願いしていますが、足台と椅子の調整をお願いするのには、2つ理由があります。

まず、突発的な事故や病気などで、万一私が会場へ行けなくなった時のことを考えてです。

保護者の方に万が一のことがあっても、本人さえ会場に来てくれれば、私が足台や椅子のセットをすることはできます。
が、その逆はいつもやっていないと出来ないです。

そうそうあることではないと思いますが、やはりいざという時のことも考えておかないと。
ということで、地震に備える、みたいな感じですね。

そしてもうひとつの理由は、
自宅でも足台や椅子の高さ、位置を合わせられるように、という思いからです。

子どもの成長は早いです。買った時のまま、何年も足台や椅子が同じ高さになっていませんか?

一番ピアノを弾く時間が長いのは、レッスン室ではなくご自宅。だから本当は自宅が一番大切なのです。

ステージに出るタイミングが、家の足台や椅子の高さを見直していただける良いきっかけになるのではないかと思っています。

以前は高さ調節、全部私がやっていたのですが、会場に行けないこともあり、色々経験する中で、やはりこうするのが一番いいだろうということで、今はこのやり方でお願いしています。



写真は今日のSちゃんのマイ足台。
カバーに入ってました。
お母さん、持ち運びようにカバーも用意してくださったのですね。

重くて本当、大変でした!