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実家にて

今日は母の付き添い。

入院前通っていた陶芸教室に、退院の挨拶に行きたいというので、一緒に行ってきました。
部屋に入った途端に、良かった良かったの大歓声。
あっという間に皆に囲まれて嬉しそうな母の顔。
ここは母の大切な居場所でした。

入院中も、ご近所さんが庭の草取りをしてくれたり、「お母さん、どう?」と訪ねてきてくれたり。

母は社交的。

いつも実家に帰ると友達が出入りして、帰るたび私はお茶出しに忙しかった(笑)

母が一人暮らしを続けるのは、このコミュニティがあるから。
安全や安心よりも、自由や友だちとの関係が大切なのですよね。
多少不自由でもここが母にとっては大切な場所なのです。

次は病院に付き添いました。

先生は明るい方で
「84歳で糖尿病に高脂血しょうに高血圧と3つ揃って一人暮らし出来るとは、大したもんだよ!」と豪快に褒めてくださいました。

「(血液検査の)細かい数字はあまり気にし過ぎず、気をつけながら食べたいもの食べて、やりたいことやるのがいいよ。80過ぎたら食べ物節制したって予後は変わらないっていう研究結果もあるんだから」「食べたいものも食べられないで長生きしたってつまんないでしょ」って。

これを面白おかしく話してくれるものですから、私病院で大笑いしてしまいました。

最初、私は先生に「血糖値が高いのに、大福食べたいとか、甘いものばっかり食べたがるので、先生からよく言って下さい」ってお願いしたのですけどね。

お医者さんの言葉ってすごい。
母よりも私の心の方が軽くなりました。

でもね、病院に行くのは大変です。会計までに3時間。半日潰れますね。

家に帰っていつもお世話になっている薬局に処方箋をFaxすると、夕方薬剤師さんが車で薬を届けてくれました。
私が取りに行くと電話で言ったんですけど。

ここにも母の一人暮らしを支えてくださる方がいました。

母はきっとぎりぎりまで一人暮らしを続けるんだろうと思います。見守る私と妹はヒヤヒヤですが。

夜は楽器店に行ってピアノをレンタルして練習してきました。Xmasコンサートの生徒ちゃんの伴奏が、どうしてもうまく弾けないところがあって。

音数が増えて盛り上がるところで5回中2回は音を外すの。
思い切って指遣いを変えることにしました。

でも指って覚えが悪いです。頭じゃわかってるのになかなか直せない。
1時間弾いて、少しは良くなりました。
あとはもう繰り返しの練習しかないです。

家で練習すればタダなのに、こんなところに来て高いお金を払って練習するという(笑)
コンサートまで日にちがないので。
仙台に戻ったらがんばろう。

そして練習終わって最後は日帰り温泉に寄ってきました。
気持ち良かった!

今日は練習もしたし、気持ちよく眠れそう。

という一日。

取り止めのない話で失礼しました。

実家にて。