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雑記

庭には福寿草。

春も、もうすぐそこですね。

 

さて、ここ最近のこと。

 


今月、東京でバッハコンクール全国大会が開かれました。

参加する予定だった2人の生徒さんは、東京のコロナ感染者数増加の勢いが凄すぎて参加を見送ることに。

せっかく練習してきたのに、本当に残念でした。

 

コンクールとかステップとか、目標がないとなかなかやる気スイッチが入らない

参加を見送ったらモチベーションが下がると思うから、気持ちをうまく切り替えられるように何かでつなげていけたら

 

とお母さん。

本当にそうですね。

やる気がなくならないように、気をつけてみていかないと。

 

それにしても、予定通りに物事が進まないのは本当に困りますね。

学校行事もイベント関係も。

目標を立てては流れ、立てては流れ。

子どもたちが可哀そう。

コロナ、早く収束しますように!

 


保育園年中の生徒ちゃん。

いつも元気いっぱいで、人懐っこいのです。

「あのね、昨日ね、こんなことがあったの~」

「○○したんだよ!楽しかったの~」

レッスンは、いつも彼女の話から始まります。

意味が通じなくて、お母さんに通訳してもらうこともしばしば(笑)

 

 

ピアノの宿題は「かっこう」

ちょっと難しくて、最近足踏みしてました。

何週か続けて合格の丸があげられず。

先週は、ピアノの向こうでお母さんが心配されている顔がちらり。

 

で、今週。

楽譜に「がんばれ」シール!

お母さんが貼ってくれたんだそうです。

気にかけて下さっていたんですね。

シールに愛情感じます。

ママは最強の応援団。 

 


お次は年少男子君

 

歌でもリズム打ちでも、レッスンでやったことが何でも家での遊びになってしまう男の子。

ママと妹ちゃんと、生活の中が音楽であふれている様子が見られます。

 

レッスンでやった「じゅうたい」の曲。

 

♪走れ 走れ 進め早~く

ブーブーブー♪

 

クラクションの音「ブーブーブー」の部分がリズム聴音になっているのですが

 

ママ

「これが楽しかったらしく、家でもトミカとリズムカードでやってました」

 

おうちでも、ブーブーブー♪

楽しそうだ!

 


小学生。

 

八分休符が出てきたところで、ひっかかっている生徒さんがちらほら。

もうちょっとリズムとソルフェージュを強化しないとだめだな。

そろそろグループレッスンを再開したい。

 

とりあえず今できること。

 

①楽譜に拍の数を書く。

②拍の数を言いながらリズム打ち。

③拍の数を言いながら弾く。

 

もちろん、片手ずつからね。

面倒がらずに、順番にやってみよう。

曲を弾く前の準備だよ。

 

お裁縫で言ったら、しつけをかけて、仮縫いするところかな。

仮縫いをしっかりやっておいたら、本縫いはあっという間です。

縫いあがりの完成までは、仮縫いまでで8割、残り2割が本縫い。

8割をやらないで、いきなり本縫いしたらどうなるか想像してみて。

 

だから、①~③、これやってから弾いたらいいんだよ。

絶対ばっちりだから!


教室は、6月に発表会の予定。

何を弾くのか、楽しみにしている生徒さん、そして保護者の方も多いと思います。

普段の練習量や、曲の難易度、好みなど、ひとりひとり考えながら選曲します。

練習に入るタイミングもひとそれぞれ。

本番までに飽きてしまわないように。

難しすぎて間に合わない、なんてことがないように。

教本の進み方とのバランスも考えながら。

 

選曲するときは、私が迷いに迷って、レッスン室が楽譜の海になることもしばしば。

夜のレッスン室は足の踏み場もなくなることも(笑)

 

ひとりひとりが主役になる発表会だもの。

聴き映えのする、素敵な曲を弾かせてあげたいです。

 


キーボードで練習していた、八木先生の生徒ちゃん(お母さん)から楽器購入のご相談。

入会からずっと、ピアノが続けられそうか見守ってこられたんでしょう。

これなら大丈夫、続けられそう、というところまできたのね。

 

合格シールもどんどん増えているので、きっと楽しんで弾いていることと思います。

楽器が我が家にやってくる!

良かったね!

嬉しいね!

楽しみだね!

 


大学受験を来年に控え、レッスンに終止符を打つことにした生徒さん。

小さい時から成長をずっと見てきました。

 

 

まじめにコツコツと練習していた小学生時代。

中学高校と、バスケと勉強との両立で、ピアノを弾く時間は取れなくなりました。

 

あれは中学生2年生だったかな、ピティナステップに参加した時のコメント。

 

「バスケで忙しくなり、練習することができなくなったからこそ、余計に自分はピアノが好きだということがわかりました」

 

ジーンときた。

 

彼女とのレッスンは、本当に楽しかったのです。

 

彼女のピアノに合わせて歌い、一緒に弾いていると私が和んだ。

 

そんな楽しい時も、いつかは終わりが来る。

先週、とうとうその日がやってきた。

 

その日は彼女を見送りながら、心にぽっかり穴が開いたような気がしました。

 

幸せになるんだよ!

 

成長著しい多感な時期を、週に一度とはいえ一緒に過ごし、その過程を見てくると、なんだか近所のおばちゃん?親戚のおばちゃん?みたいな気持ちになるなぁ(笑)

 

受験勉強も、がんばれ!

離れても、応援してるから。

 

彼女のこれからの未来に、いいこといっぱいありますように!

 


さぁ、明日から3月。

 

三神峯公園の桜。

つぼみはまだ固いなぁ。

でも、春はもうすぐそこまで来てますね。