ポコアポコでは、去る4月25日(土)、宮城野区文化センター「パトナホール」において第15回発表会を開催しました。
午前が参観日だった学校も多く、そんな中、午後から夜にかけて長い時間にわたりご協力いただき、生徒の皆さん、保護者の皆様、誠にありがとうございました。
プレッシャーから、直前まで「出ない!」と言っていた生徒さんたちも(笑)、怪我をしていた生徒さんも、体調の悪かった生徒さんも、忙しくて曲が最後まで仕上がるか心配した中学生も、一人も欠けることなく参加できて、無事終わった今、本当にほっとしております。
さて、選曲が始まったのが今年の1月。
そこから色々なことがありました。
「これが弾きたい!」と自分で選んだ曲が意外に難しくて、練習に四苦八苦した生徒さん。
譜読みの壁にぶち当たり、「発表会なんか出ない〜〜!」と半泣きだった生徒さん。
どうしても練習スイッチが入らず、叱咤激励とともにフリーレッスンに来てもらった生徒さん。
順調に曲が仕上がった生徒さんの方が少なかったかもしれません。
連弾もありました。
個々の練習がなかなか進まず、本番に間に合うかとハラハラしたペアは、最後2週間で練習にスパートをかけ、学校の休み時間にも練習してくれたそうです。本番は息ぴったり。勢いのあるテンポに乗って、ノリノリの演奏を聴かせててくれました。
親子連弾3組、姉弟連弾が1組。
この方達は、きっと家庭の中、生活の中にピアノ、音楽があるんでしょう。
一音一音、音を紡ぐように本当に心を込めて、大切に弾く姿が印象的でした。
とても素敵でした。客席で聴きながら温かい気持ちになりました。
こんなこともありました。
いつも完成度高く曲を仕上げてステージに臨む生徒さん。
ステージで弾く姿が、なんだか様子がおかしい。
と思ったら、ペダルを踏む足が、踵まで上がっていました。
ペダルの不具合だろうかと思っていたら、
終わってから「足が震えちゃって」と話しに来てくれました。
体がいうことをきいてくれないほど、緊張したのですね。
大人になればなるほど、プレッシャーを感じるものです。
これも成長ですね。
ここまでの緊張やプレッシャーを小学生が経験することがあるでしょうか。
すごい経験ですね。
人前で弾くというのは、観ている人が思うより、ずっとずっと大変なことです。
曲が決まってから、コツコツと練習を重ね、ステージで弾ききったお子さんたちはみんな立派。
保護者の皆さんは、たくさん褒めてあげてください。
さぁ、そんな緊張やプレッシャーを感じつつ、演奏した生徒の皆さん!
発表会、いかがでしたか?
人前で弾くのは確かに大変なことではあるのですが、発表会を終えると、達成感からでしょうか。
ステージで弾くことが楽しくなって、ますますピアノが好きになって、という姿を発表会のたびに見てきました。
皆さんに、ステージで弾くことの楽しさ、ピアノを弾ける喜びを感じていただけたら、発表会は成功です。
また次回に向け、頑張っていきましょう!
そうそう、この日ゲスト演奏がありました。
ゲストは、教室OGの手束友優さん。
現在、東京音学大学大学院修士課程在学中のピアニストの卵です。
教室を開いたのが2000年の4月。
当時レッスンに来ていたお姉ちゃんの付き添いで、お母さんに抱っこされてきていたのが、生まれたばかりの赤ちゃんの友優ちゃんとの出会いでした。
(前にも何かで書いたことがあったような気がしますが)3歳でレッスンを始めた頃のエピソードを一つ。
幼稚園を終えて教室に来るまでの間に、車の中でスヤスヤと寝てしまった友優ちゃん。
車から下ろそうとしたお母さんでしたが、気持ちよく寝入ったばかりのところを起こされ
「ぎゃーーー!!!」と泣き叫びながら抵抗。
今だったら虐待疑いで110番されるかもと思うほど大きな声が近所中響き渡り、焦った私は「プリンあげるから早くおいで!」とプリンで釣って、家の中に連れてきました。
当時は今のようなレッスン室ではなく、自宅のリビングにピアノを置き、そこでレッスンしていましたので、ピアノの後ろに台所があり、冷蔵庫もすぐのところにあったのです。
プリンを食べて、なんとか泣きやんだ頃にはレッスンの時間はほとんど残ってなかったんじゃないかと(笑)
そんな小さな頃から成長を見てきました。
音楽の種を蒔き、土を耕し、栄養を与えて育てた友優ちゃんが、こんなに立派な花を咲かせてくれて、感無量でした。
来年からはポコアポコの講師の一員として、皆さんのレッスンにあたる予定です。
楽しみにしていてください!
さあ、長くなりました。
発表会の代休が終わりましたら、また基本に戻り、コツコツと一歩ずつ前に進んでいきましょう。
来年またみんなの成長した姿を楽しみにしています。
第15回発表会、保護者の皆様、誠にありがとうございました!










